日本財団、JASTO、リバネスは、2024年8月3日(土)に「マリンチャレンジプログラム2024 北海道・東北大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。発表チーム、研究コーチ、見学者、取材メディアなど、66名が参加しました。
当日は、北海道・東北地域の1道4県から6チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員らにより、優秀賞受賞チーム2件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会への出場します。大会概要、発表チームおよび、優秀賞受賞チームは以下の通りです。
また、今回はマリンチャレンジプログラム先輩講演ということで、2018年に「季節による十八鳴浜の変化」のテーマで発表した岩手大学大学院の齋藤 一輝さんに、現在の研究内容と本プログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。
【マリンチャレンジプログラム2024 北海道・東北大会 〜海と日本PROJECT〜】
日 時:2024年8月3日(土)13:00-17:00
会 場:仙台国際センター 展示棟 1階 会議室1・2
(〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
アクセス:JR「仙台駅」下車後、仙台市地下鉄東西線に乗車「国際センター駅」より徒歩1分、仙台宮城ICから約10分
駐車場:会場の駐車場をご利用ください
参加者:プログラム採択者、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
12:45 | 受付開始 |
13:00 | 開会式 |
13:20 | 口頭発表1〜3 |
14:05 | 休憩 |
14:10 | 口頭発表4 〜6 |
14:55 | 休憩 |
15:00 | マリンチャレンジプログラム先輩講演 |
15:10 | ポスター交流会 |
15:50 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
16:30 | 解散 |
【発表チーム・受賞結果一覧】
受賞結果 | No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
優秀賞 | 1 | 生物分解できる漁網の研究~キチン繊維の可能性~ | 中川 葵 | 北海道浦河高等学校 | 北海道 |
2 | 現地の海水や河川水、砂や石を用いた消波ブロックの新素材の開発 | 都筑 暖和 | 北海道札幌南高等学校 | 北海道 | |
3 | 養殖と養鶏の資源循環 | 渡辺 唯莉 | 秋田県立大曲農業高等学校 | 秋田県 | |
4 | キタノメダカ及びミナミメダカの生息域調査 | 土屋 心宇 | 山形県立米沢興譲館高等学校 | 山形県 | |
優秀賞 | 5 | クサイロアオガイにおける幼生から稚貝への変態を促進する要因 | 石川 愛実 | 宮城県古川黎明中学校・高等学校 | 宮城県 |
6 | ホタル保護のためのカワニナの生態調査Ⅰ | 齋藤 佑磨 | 福島県立ふたば未来学園高等学校 | 福島県 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 岡崎 敬 | 株式会社リバネス 製造開発事業部 | 部長 |
2 | 渡辺 謹三 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 理事 |
3 | 北辻 政文 | 宮城大学 食産業学群 | 教授 |
4 | 鈴木 英勝 | 石巻専修大学 理工学部 | 教授 |
5 | 藤井 賢彦 | 東京大学 大気海洋研究所 附属国際・地域連携研究センター |
教授 |
各ブロック大会の優秀賞受賞チームは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月15日の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
【お問い合わせ先】
株式会社リバネス 担当:滝野・西村
Email: [email protected]
Tel: 03-5227-4198