ミナミメダカ(Orizias latipes)は、環境省のレッドリストでは絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。令和4年度の島原高校の研究で、ミナミメダカのメスは、背地反応が得意なオスを好むことがわかった。そこで、島原高校内で背地反応が得意なオスを用いてミナミメダカの繁殖を試み、繁殖に成功した。次に学校で繁殖させたミナミメダカを島原半島内のミナミメダカの少ない地域に放流しようと考えた。ミナミメダカであっても国内外来種になり得る。そこで、適切な放流場所の選定を行い島原半島内の調査を行った。本研究では、島原半島内のミナミメダカの生態的特徴を解明し、どこに学校で繁殖させたメダカを放流したらよいかを検討する。
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