2023.04.06

マリンチャレンジプログラム2023 採択者決定!

日本財団、JASTO、リバネスは、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、2017年よりマリンチャレンジプログラムを開始しました。これまで、海洋・水環境に関連するあらゆる研究に挑戦する中高生研究者を対象に、のべ279の研究テーマに対して研究費の助成や研究コーチによるサポートを行ってきました。

この度、マリンチャレンジプログラム2023の採択者を決定したのでお知らせいたします。数多くの申請をいただき、厳正なる審査の結果、全国5ブロックにて計40件が採択されました。採択者は夏の地方大会での成果発表を目指して、本プログラムのサポートのもと研究を進めます。

各地区ブロックでの採択件数は以下の通りです。

● 北海道・東北ブロック 6件
● 関東ブロック 10件
● 関西ブロック 8件
● 中国・四国ブロック 10件
● 九州・沖縄ブロック 6件

採択者は以下の通りです。

エリア 演題/テーマ名 研究代表者 所属 都道府県
北海道・東北 地域の資源と環境が織りなす果樹栽培の可能性 渡辺 唯莉 秋田県立大曲農業高等学校 秋田県
北海道・東北 タマクラゲは再生できるのか 我妻 希音 宮城県宮城第一高等学校 宮城県
北海道・東北 山形県置賜地方におけるモツゴとシナイモツゴの分布調査 新藤 匠杜 山形県立米沢興譲館高等学校 山形県
北海道・東北 海産発光バクテリアの発光現象 ~新たなルシフェリン・ルシフェラーゼの探索~ 大友 菜結 宮城県古川黎明中学校・高等学校 宮城県
北海道・東北 チゴダラの餌の嗜好性について 渡邉 櫂 宮城県仙台第三高等学校 宮城県
北海道・東北 メキシコサンショウウオの睡眠パターン解明による絶滅の抑止 五十嵐 龍翔 学校法人羽黒学園 羽黒高等学校 山形県
関東 家庭から排出されるマイクロファイバー回収装置の開発 菅野 花鈴 東京都立多摩科学技術高等学校 東京都
関東

浜名湖の渦潮は小粒でもぴりりと辛い ~渦潮が生じる地形要因と潮汐リズムの解明~

天野 美悠 浜松学芸高等学校 静岡県
関東 カワリヌマエビを宿主とする共生生物の共生状況と水質の関係 鈴木 雅治 埼玉県立久喜北陽高等学校 埼玉県
関東 海や川を本来の姿に戻すロボットの製作〜ゴミを集めるサメ~ 永田 賢之介 東京工業大学附属科学技術高等学校 東京都
関東 海綿動物と共生している微生物の抗真菌作用について 加瀬 晴香 公文国際学園高等部 神奈川県
関東 平潟湾に押し寄せる稚魚 〜20年前との魚種の比較〜 五月女 陽斗 関東学院六浦中学校・高等学校 神奈川県
関東 水中ドローンを用いた藻場再生への挑戦 櫻井 優羽 静岡聖光学院高等学校 静岡県
関東 オオグソクムシの長期的な飼育による行動の規則性の解明 杉田 桜巳 浅野中学•高等学校 神奈川県
関東 ミドリムシを用いたアクアポニックスの新規肥料の模索 鈴木 花梨 三田国際学園高等学校 東京都
関東 カルシウムがザリガニに与える影響 藤山 慶人 佼成学園高等学校 東京都
関西 海水生魚食魚であるスズキに右利き・左利きは存在するのか!? 奥田 蒼史 姫路市立飾磨高等学校 兵庫県
関西 琵琶湖の外来種及び環境問題 入江 真瓶 大阪府立芥川高等学校 大阪府
関西 「悩むときの仕草が津波を止める? ”対津波機構”の開発」 江川 才翔 独立行政法人国立高等専門学校機構和歌山工業高等専門学校 和歌山県
関西 魚の体表の細菌 〜単離した電流発生菌〜 野々口 昊成 大阪明星高等学校 大阪府
関西 海洋微生物の分布と生態について 大橋 蓮 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 兵庫県
関西 海なし県で害獣ウニから価値を生み出す 土居 千隼 奈良育英高校 奈良県
関西 効果的な形状且つ海の生態系を守る人工リーフの実用化に向けて 木村 尚聖 立命館高等学校 京都府
関西 りんくうビーチの水質改善 渡邉 紗良 愛知県立半田高等学校 愛知県
中国・四国 ハイブリットアマモで岡山から世界に! 槇 憂奈 清心女子高等学校 岡山県
中国・四国 ナベブタムシの生息条件について 松岡 敏樹 今治西高等学校 愛媛県
中国・四国 交流型電磁推進船推進装置の改良と開発 吉永 埜人 岡山県立玉野高等学校 岡山県
中国・四国 温度差発電で省エネ船舶を実現! 児玉 春来 愛媛県立今治北高等学校 愛媛県
中国・四国 アマモ醤油〜ジャマモと呼ばれる海草の可能性〜 平岩 恋季 岡山学芸館高等学校 岡山県
中国・四国 光エネルギーを利用した海洋性細菌の色素変化 門田 未来 愛媛大学附属高等学校 愛媛県
中国・四国 山口県の漂着ゴミ調査~プラゴミからカブトガニと鳴き砂を守れ~ 國弘 崚平 防府市立国府中学校 山口県
中国・四国 アオリイカ産卵礁の開発 藤原 楓也 徳島県立徳島科学技術高等学校 徳島県
中国・四国 汽水湖での微生物燃料電池による発電と環境浄化 宮廻 陽妃 松江工業高等専門学校 島根県
中国・四国 フナムシの歩行運動の促進 田尾 望乃果 広島県立広島国泰寺高等学校 広島県
九州・沖縄 「海のミルク」の消失 井川 彰太 長崎県立佐世保北高等学校 長崎県
九州・沖縄 江津湖の水温とそれに伴う生物との関係をデータロガーで探る 湯治 尚紀 真和中学・高等学校 熊本県
九州・沖縄 和白干潟におけるアサリの産卵期について 石丸 文菜 福岡工業大学附属城東高等学校 福岡県
九州・沖縄 天降川水系における希少なエビ類の生態と生物多様性 當山 哲 国分高校 鹿児島県
九州・沖縄 海洋生態系の回復に関わるメカニズムの解明 森下 綾夏 純心女子高等学校 長崎県
九州・沖縄 棘皮動物の多孔板と体制 今村 響 熊本県立済々黌高等学校 熊本県

今後、このチームの活動についてはマリンチャレンジプログラムのWebサイトに随時更新してまいります。採択者らのチャレンジを応援いただけますと幸いです。

 

また、上記の40件の研究サポートと並行して取り組んでいるマリンチャレンジプログラム2023 共同研究プロジェクトの採択者も決定いたしました。詳細はウェブページをご覧ください。

マリンチャレンジプログラム2023 共同研究プロジェクト 採択者決定!

 

本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」”の一環で行っています。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社リバネス 担当:仲栄真、吉川
Email: [email protected] Tel: 03-5227-4198

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
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