日本財団、JASTO、リバネスが主催するマリンチャレンジプログラムは、人と海の未来を創り出す仲間づくりのため、2017年より取り組みを開始して以降、海洋・水環境に関連するあらゆる研究に挑戦する10代の次世代研究者を対象に、研究費の助成や研究コーチによるサポートを行ってきました。これまでにのべ319件の研究テーマを支援し、1000名を超える次世代研究者を輩出してきた本プログラムは、同分野における次世代育成の取り組みとしては国内最大規模となります。
2024年度は、全国5ブロックにて計40チームを採択し、4月から採択チームの研究活動を支援してきました。この度、採択チームがここまでの研究成果を発表する地方大会を全国5か所で開催します。開催にあたり、一般見学者の募集やメディア取材の受付を開始します。海洋・水環境分野の研究に取り組む10代の次世代研究者たちの熱意と好奇心に触れる機会として、ぜひご来場ください。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」”の一環で行っています。
※見学申込にはリバネスIDへの登録が必要となります。
マリンチャレンジプログラム2024 関西大会
〜海と日本PROJECT〜
日時:2024年7月31日(水)13:00-17:00
場所:CIVI研修センター新大阪東 5階 E5Hall(〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-19-4
発表チーム:
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
1 | チヌはどのような要素を見て餌が本物だと判断しているのか。 | 坂田 健人 | 関西学院千里国際高等部 | 大阪府 |
2 | 紫外線の殺菌性による海洋微生物への影響 | 伊藤 寛徳 | 神戸市立科学技術高等学校 | 兵庫県 |
3 | スズキの捕食行動における利きはいつ、どのように獲得されるのか | 山下 明徳 | 姫路市立飾磨高等学校 | 兵庫県 |
4 | 五感で感じるアート水族館カフェの創設 | 多胡 千陽 | 大津市立唐崎中学校 | 滋賀県 |
5 | 化学肥料による水質汚染と廃棄物を用いた水質改善 | 谷田 実穂 | 奈良工業高等専門学校 | 奈良県 |
6 | ミナミヌマエビの体色はなぜ変化するのか?その要因と効果の検証 | 井芝 悠貴 | 西大和学園高等学校 | 奈良県 |
7 | 海の厄介者「ガンガゼ」の有効利用に関する研究 | 山本 修史 | 三重県立四日市南高等学校 | 三重県 |
8 | 愛知県における水質悪化の原因探究・比較 | 小早川 美桜 | 愛知県立半田高等学校 | 愛知県 |
マリンチャレンジプログラム2024 北海道・東北大会
〜海と日本PROJECT〜
日時:2024年8月3日(土)13:00-17:00
場所:仙台国際センター 展示棟 1階 会議室1・2(〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
発表チーム:
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
1 | 生物分解できる漁網の研究 ~キチン繊維の可能性~ |
中川 葵 | 北海道浦河高等学校 | 北海道 |
2 | 現地の海水や河川水、砂や石を用いた消波ブロックの新素材の開発 | 都筑 暖和 | 北海道札幌南高等学校 | 北海道 |
3 | 養殖と養鶏の資源循環 | 渡辺 唯莉 | 秋田県立大曲農業高等学校 | 秋田県 |
4 | キタノメダカ及びミナミメダカの生息域調査 | 土屋 心宇 | 山形県立米沢興譲館高等学校 | 山形県 |
5 | クサイロアオガイにおける幼生から稚貝への変態を促進する要因 | 石川 愛実 | 宮城県古川黎明中学校・高等学校 | 宮城県 |
6 | ホタル保護のためのカワニナの生態調査Ⅰ | 齋藤 佑磨 | 福島県立ふたば未来学園高等学校 | 福島県 |
マリンチャレンジプログラム2024 中国・四国大会
〜海と日本PROJECT〜
日時:2024年8月7日(水)13:00-17:00
場所:TKPガーデンシティ岡山
(〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下1-8-45 NTTクレド岡山ビル 4階)
発表チーム:
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
1 | 水辺ゴミ回収ロボット「KAI(海・解・快・介・開・櫂・皆)」 | 平岩 いぶ季 | 県立倉敷天城中学校 | 岡山県 |
2 | ホヤを動物実験の代替として用いる | 藤本 いずみ | 清心女子高等学校 | 岡山県 |
3 | アマモ種子真空保存の可能性 | 竹林 稜空 | 岡山学芸館高等学校 | 岡山県 |
4 | ギギ(ナマズ目;ギギ科)の形態的差異とその検討 | 吉郷 飛翠 | 星槎国際高等学校広島学習センター | 広島県 |
5 | 鳴き砂は、海環境を語る | 岩田 宗一郎 | 防府市立国府中学校 | 山口県 |
6 | イカから出る廃棄物の再利用法 ~イカでイカを釣る~ |
松永 七海 | 山口県立徳山高等学校 | 山口県 |
7 | 日本に生育する海浜植物7種の海流散布適性の推定 | 山本 采依 | 香川県立観音寺第一高等学校 | 香川県 |
8 | プラスチック分解酵素を利用した環境に優しい海洋プラごみの分解 | 森川 茉奈 | 愛媛大学附属高等学校 | 愛媛県 |
マリンチャレンジプログラム2024 九州・沖縄大会
〜海と日本PROJECT〜
日時:2024年8月10日(土)13:00-17:00
場所:TKPガーデンシティ ネストホテル熊本
(〒860-0804 熊本県熊本市中央区辛島町4-39 ネストホテル熊本 2階)
発表チーム:
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 所属 | 都道府県 |
1 | 環境DNAを用いた有明海における海洋生物の生態調査 | 松本 匡生 | 三池工業高等学校 | 福岡県 |
2 | 愛するメダカを守り隊 | 菅 道大 | 長崎県立島原高等学校理数科 | 長崎県 |
3 | 世界一美味しい八代海のアサリの増産を目指して | 浦川 恵祐 | 熊本学園大学付属高等学校 | 熊本県 |
4 | 知らない現象(不知火現象)を科学する5 | 吉田 大暉 | 熊本県立宇土高等学校 | 熊本県 |
5 | カワリヌマエビ属に共生するエビヤドリツノムシ2種の生息状況 | 矢立 唯真 | 熊本県立東稜高等学校 | 熊本県 |
6 | 廃棄される深海魚を地域の小中学生の教材として活用する | 濵上海翔 | 学校法人希望が丘学園鳳凰高等学校 | 鹿児島県 |
7 | イカしたイカをイカ柴から!~アオリイカの孵化・飼育への挑戦~ | 橋元 瞭太朗 | 鹿児島水産高校 | 鹿児島県 |
8 | 標本制作をもとに、骨格から魚類の生態に迫る!! | 新垣 貴紀 | 沖縄県立コザ高等学校 | 沖縄県 |
マリンチャレンジプログラム2024 関東大会
〜海と日本PROJECT〜
日時:2024年8月21日(水)11:00-17:00
場所:TKP東京駅大手町カンファレンスセンター
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目8−1 KDDI大手町ビル 22階)
発表チーム:
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 所属 | 都道府県 |
1 | 魚鱗の輝きは群れ形成にどのような影響を与えるのか? | 小竹 智人 | 佼成学園高等学校 | 東京都 |
2 | マイクロプラスチックの空間分布・時間分布の解明 | 浅井 詩織 | 東京学芸大学附属高等学校 | 東京都 |
3 | 三浦半島におけるウミホタルの分布調査とウミホタルの発光目的の解明 | 井川 奏志 | 桜美林中学校 | 東京都 |
4 | 沖縄産サンゴにおける刺胞毒の調査とパリトキシンの謎 | 鈴木 雅人 | 早稲田大学高等学院 | 東京都 |
5 | ネズミザメ科2種における三日月型尾鰭への発達過程 | 吉澤 慶 | 浅野学園 | 神奈川県 |
6 | フナ虫の放射状に段々と逃げるのはなぜなのか。 | 伏木 一真 | 東海大学付属相模高等学校中等部 | 神奈川県 |
7 | 成魚と幼魚の餌の違いの調査による「カサゴ問題」の対処法の解明 | 辻 蒼一朗 | サレジオ学院 | 神奈川県 |
8 | 海の環境に配慮したイイダコの陸上養殖 | 森本 悠矢 | 浦和実業学園高等学校 | 埼玉県 |
9 | 雨降って地崩れる ~小河川内での土砂移動の把握に向けて~ | 勝谷 恵伍 | 浜松学芸高等学校 | 静岡県 |
10 | 日常にホバークラフトを | 角田 瑞希 | 松商学園高等学校 | 長野県 |
<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス 担当:仲栄真、吉川
Tel: 03-5227-4198
Email: [email protected]