日本財団、JASTO、リバネスは、2024年8月7日(水)に「マリンチャレンジプログラム2024 中国・四国大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。
(主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス)発表チーム、研究コーチ、見学者、取材メディアなど、42名が参加しました。
当日は、中国・四国地域の5県から8チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員らにより、優秀賞受賞チーム3件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会へ出場します。大会概要、発表チームおよび、優秀賞受賞チームは以下の通りです。
【発表演題・受賞結果一覧】
受賞結果 | No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 |
1 | 水辺ゴミ回収ロボット
「KAI(海・解・快・介・開・櫂・皆)」 |
平岩 いぶ季 | 県立倉敷天城中学校 | 岡山県 | |
2 | ホヤを動物実験の代替として用いる | 藤本 いずみ | 清心女子高等学校 | 岡山県 | |
3 | アマモ種子真空保存の可能性 | 竹林 稜空 | 岡山学芸館高等学校 | 岡山県 | |
優秀賞 | 4 | ギギ(ナマズ目;ギギ科)の形態的差異とその検討 | 吉郷 飛翠 | 星槎国際高等学校広島学習センター | 広島県 |
5 | 鳴き砂は、海環境を語る | 岩田 宗一郎 | 防府市立国府中学校 | 山口県 | |
優秀賞 | 6 | イカから出る廃棄物の再利用法
~イカでイカを釣る~ |
松永 七海 | 山口県立徳山高等学校 | 山口県 |
優秀賞 | 7 | 日本に生育する海浜植物7種の
海流散布適性の推定 |
山本 采依 | 香川県立観音寺第一高等学校 | 香川県 |
8 | プラスチック分解酵素を利用した
環境に優しい海洋プラごみの分解 |
森川 茉奈 | 愛媛大学附属高等学校 | 愛媛県 |
▲星槎国際高等学校広島学習センター 吉郷 飛翠さん(中央)と審査員の皆さま
▲山口県立徳山高等学校 松永 七海さん(中央)とチームメンバー、審査員の皆さま
▲香川県立観音寺第一高等学校 山本 采依さん(中央)と審査員の皆さま
また、今回は先輩講演ということで、愛媛大学の村上陽向さんに、現在の研究内容とマリンチャレンジプログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。村上さんは2022年「瀬戸内海から始める海洋プラスチック問題の解決」というテーマで中国・四国大会から全国大会へ出場し、日本財団賞を受賞しました。現在でも本プログラムでの活動を通じて研究を続けています。
<実施概要>
日 時:2024年8月7日(水)13:00-17:00
会 場:TKPガーデンシティ岡山
(〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下1-8-45 NTTクレド岡山ビル 4階)
アクセス:JR「岡山駅」下車 徒歩15分
参加者:発表チーム、研究コーチ、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
12:00 | 受付 |
12:30 | 発表者リハーサル |
13:00 | 開会式 |
13:20 | 口頭発表1〜4 |
14:20 | 休憩 |
14:25 | 口頭発表5 〜8 |
15:25 | 休憩 |
15:30 | マリンチャレンジプログラム先輩講演 |
15:40 | ポスター交流会 |
16:20 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
17:00 | 解散 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 前田里美 | 株式会社リバネス 教育総合研究センター | センター長 |
2 | 佐野 卓郎 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 理事 |
3 | 濱田 麻友子 | 岡山大学 環境生命自然科学学域 | 准教授 |
4 | 戸田 雄一郎 | 岡山大学 環境生命自然科学学域 | 准教授 |
5 | 中島 卓司 | 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 | 准教授 |
各ブロック大会の優秀賞受賞チームは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐた めに、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社リバネス(担当:仲栄真、岸本)
Email: [email protected] Tel: 03-5227-4198