【実施報告】【関東】「マリンチャレンジプログラム2024 関東大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました!4チームが優秀賞を受賞!
日本財団、JASTO、リバネスは、2024年8月21日(水)に「マリンチャレンジプログラム2024 関東大会 〜海と日本PROJECT〜」を開催しました。
主催:日本財団、一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構、株式会社リバネス
発表チーム、研究コーチ、見学者、取材メディアなど、92名が参加しました。
当日は、関東地域の1都4県から10チームが参加し、海洋や水環境に関する研究発表を行いました。発表に対して質疑応答を行った審査員達により、優秀賞受賞チーム4件を選出しました。受賞したチームは翌年2月に東京で開催する全国大会へ出場します。大会概要、発表チームおよび、優秀賞受賞チームは以下の通りです。
【発表演題・受賞結果一覧】
No | 研究テーマ | 研究代表者 | 学校名 | 都道府県 | |
1 | 魚鱗の輝きは群れ形成にどのような影響を与えるのか? | 小竹 智人 | 佼成学園高等学校 | 東京都 | |
2 | マイクロプラスチックの空間分布・時間分布の解明 | 浅井 詩織 | 東京学芸大学附属高等学校 | 東京都 | |
3 | 三浦半島におけるウミホタルの分布調査とウミホタルの発光目的の解明 | 井川 奏志 | 桜美林中学校 | 東京都 | |
優秀賞 | 4 | 沖縄産サンゴにおける刺胞毒の調査とパリトキシンの謎 | 鈴木 雅人 | 早稲田大学高等学院 | 東京都 |
優秀賞 | 5 | ネズミザメ科2種における三日月型尾鰭への発達過程 | 吉澤 慶 | 浅野学園 | 神奈川県 |
6 | フナ虫の放射状に段々と逃げるのはなぜなのか。 | 伏木 一真 | 東海大学付属相模高等学校中等部 | 神奈川県 | |
7 | 成魚と幼魚の餌の違いの調査による「カサゴ問題」の対処法の解明 | 辻 蒼一朗 | サレジオ学院 | 神奈川県 | |
優秀賞 | 8 | 海の環境に配慮したイイダコの陸上養殖 | 森本 悠矢 | 浦和実業学園高等学校 | 埼玉県 |
優秀賞 | 9 | 雨降って地崩れる ~小河川内での土砂移動の把握に向けて~ | 勝谷 恵伍 | 浜松学芸高等学校 | 静岡県 |
10 | 日常にホバークラフトを | 角田 瑞希 | 松商学園高等学校 | 長野県 |
早稲田大学高等学院 鈴木雅人さん(中央)と審査員の皆さま
浅野学園 吉澤慶さん(中央)と審査員の皆さま
浦和実業学園高等学校 森本悠矢さん(中央)とチームメンバー、審査員の皆さま
浜松学芸高等学校 勝谷恵伍さん(中央)とチームメンバー、審査員の皆さま
また、今回は先輩講演にて、マリンチャレンジプログラム第一期生の東京海洋大学大学院の田中絢音さんに、現在の研究内容と本プログラムに参加した当時の学びについてプレゼンテーションしてもらいました。田中さんは2018年「トビハゼが転がる方向に規則はあるのか」というテーマで関東大会から全国大会へ出場し、最優秀賞を受賞しました。現在は、本プログラムにて研究コーチとして活躍しながら、植物プランクトンの研究を続けています。
<実施概要>
日 時:2024年8月21日(水)11:00-17:00
会 場:TKP東京駅大手町カンファレンスセンター
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目8−1 KDDI大手町ビル 22階)
アクセス:東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線「大手町」駅直結
参加者:発表チーム、研究コーチ、その他見学者
主 催:日本財団、JASTO、株式会社リバネス
【当日スケジュール】
時刻 | プログラム内容 |
11:00 | 開会式 |
11:20 | 口頭発表1〜4 |
12:20 | 昼食 |
13:00 | 口頭発表5 〜7 |
13:45 | 休憩 |
13:50 | 口頭発表8〜10 |
14:35 | 休憩 |
14:40 | マリンチャレンジプログラム先輩講演 |
14:50 | ポスター交流会 |
15:30 | 表彰式・閉会式・集合写真撮影 |
17:00 | 解散 |
【審査員】
No. | 氏名 | 所属 | 肩書 |
1 | 武田 隆太 | 株式会社リバネス
創業開発事業部 |
執行役員 |
2 | 都筑 幹夫 | 一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構 | 代表理事 |
3 | 児玉 武稔 | 東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻 | 准教授 |
4 | 永井 宏史 | 東京海洋大学大学院 | 教授 |
5 | 渡邉 豊 | 東京海洋大学大学院 | 教授 |
各ブロック大会の優秀賞受賞チームは、今回得たことを糧に、さらに研究を行い、2025年2月15日の全国大会にて研究成果を発表します。
本プログラムは、次世代へ 豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とが つながる“日本財団「海と日本 プロジェクト」’’の一環で行っています。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社リバネス(担当:吉川、橋本)
Email: [email protected] Tel: 03-5227-4198