「目的が大事」という、研究の本質を改めて実感した。何のためにロボットなのか、何のための設計なのか、何を確かめるための実験なのか、事あるごとに「目的」を明確化しなければ、計画的かつ効率的に研究・開発を進める事ができない、という事を生徒に意識させる事ができた時間だったと思う。また、ロボットの制作段階で想定外のトラブルが発生し、「実験機材そのものが形にならない」という逆境を本チームは経験し始めている。しかし、自らトラブルシューティングの方法を考えて実践したり、形がなくとも実験計画やプログラミングの仕様など現時点で考えられる部分を具体的に考えるなど最善を尽くす様子が見られ、逆境に動じない強いマインドを感じた。