2018.05.08

【千葉大学 教育学部附属中学校】イオン交換膜で海水淡水化デバイスを作る!

海水淡水化デバイスの開発に挑戦する藤堂くんとはじめての面談を実施。
藤堂くんが用意してくれた面談資料をベースにディスカッションしました。

現在、実験機の製作にかかろうとしている段階。
作る予定なのは、イオン交換膜を用いた電気透析法による淡水化デバイスです。

すでに大まかな設計図はできているものの、重要なイオン交換膜部分の取り付けに悩んでいたとのこと。
水槽をバラバラに作成してイオン交換膜を挟み込んで完成させる方式を考えていました。
しかし、水槽の素材として考えているアクリル樹脂は、精密な加工が難しく水漏れが懸案です。

ディスカッションの中で、新たな方式を検討することになりました。
それは水槽は大きなものを作り、その中に枠をつけたイオン交換膜を設置する方法、
この方法だと、全体からの水漏れは心配がなく、膜間距離を後で調整することも可能になりそうです。
水槽に枠が密着する必要がありますが、それについては、D字のパッキンを使用するつもりです。

さらに、塩分濃度測定については、一緒にリサーチした結果、比較的安いデジタル塩分濃度計が使えそう。
これを使ってリアルタイムで塩分の変化を測定していきます!

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
PAGE TOP