メンタリング初回。これまでに中学生にしてクラゲの新種を発見し、論文発表、学会発表をこなした将来有望な研究者の卵です。
先輩研究者として、本筋を大切にすることをアドバイスしました。いろいろ調べているうちにいろんな可能性が見えてきて、細かい部分にすすみがちですが、「結局なにをしようとしているのか」、当初のプロジェクトを立ち上げたときの気持ちを忘れず、邁進して欲しいと思います。
今回の研究は、クラゲから出発し、環境問題や、建築材料等、分野横断的な研究となる可能性が高いです。従って、まずは自分のバックグラウンド、クラゲの部分から出発し、そこしずつ隣の領域にアプローチを仕掛けていくのが望ましいのだと思います。
メンタリングとしては、初の目的をちゃんとみてるか、目的が変わったとしたら、次にすることは目的にあっているのか、そういう軌道修正のアドバイスをするつもりです。できるだけのびのびと実験し、良い結果を得られることを期待しています。
アドバイザー:神庭圭佑