昨年のマリンチャレンジ でオタマボヤの研究をスタートさせた研究チームが、メンバーを新たに再始動しました。昨年のフィールドワークでは、オタマボヤが多く生息すると言われていた地点でもなぜかうまくサンプリングできず、なかなか思うように計画を進められませんでした。しかし、今回の研究チームはむしろオタマボヤが採取できなかったということに興味を持ち、オタマボヤの生態を研究していくことにしました。
海洋プランクトンで2番目にバイオマスが多いと言われながらも、その生態学的調査はほとんど行われておらず、その生息数がどのように変動しているのかは未知の領域です。複数の学校の合同チームであるという強みを生かしながら、同時に複数地点でのサンプリングを行うことによって、謎に包まれたオタマボヤの生態に迫って行けることを期待しています。
アドバイザー:高堂将広