学校は再び登校規制されてしまい、なかなか自由に活動ができず、観察を行なうのが難しい状況だそうです。また「今だからできること」を考えなければいけませんが、今回は前とは違い、キュウセンが捕獲できています。外部からキュウセンの性転換に関する情報を集める他に、先生に協力を得て学校から捕獲したキュウセン達の映像を配信していただくことで、学校に行けなくても、実験時間外の行動を観察することができます。行動を観察するにあたって「とれるものはとる」ことはとっても重要です。これは、私がマリンチャレンジに高校生として参加していたときに、アドバイザーの方に教わったことです。観察で記録できることをすべて残しておくと、その時は全く気にしていなかった行動に関係性が見えて、そこから新しい仮説を生み出せることがあります。浅野高校チームの皆さんにも行動観察において小さな発見がたくさんあったらいいなと思います。
(アドバイザー:田中絢音)