2017.06.30

福島渡利中学校:17/6/30 第1回定期面談「研究計画を立てよう」

福島渡利中1回目の面談です。

福島県は東日本大震災の影響で津波の塩害を受けた土壌が今も点在しています。植物をつかって塩害土壌を改善しようとしているのがこの研究です。私(どめき)も植物の環境適応の研究をしていたので、色々と思うところがあり、面談内容は研究計画がメインになりました。

今回は10種類以上の植物の種子を使っているので、データ量がどうしても多くなります。プレで実験をしてみたあと、その結果から何が言えるのか考え、研究計画を修正する必要があります。データに振り回されないように知りたい事を整理して、計画を見直すようにアドバイスをしました。

植物は動けないからこそ、環境に併せて体のつくりを変える力をもっているんですね。この辺りを知ると、雑草でもとてもイキイキして見えてくるので面白い分野です。

以下参考論文を紹介しました。
■耐塩性について、いくつか植物の耐性機構が異なる
→東海大学の先生
http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-07-04.html
→東北大の西尾先生
http://www.agri.tohoku.ac.jp/agri-revival/ocu6bi00000002cz-att/a1322803544404.pdf
https://www.ristex.jp/examin/implementation/pdf/H23_nakai_em_houkokusho.pdf

次は発表練習をします!

リバネス百目木

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