第9回目となる面談では、実験の進捗状況の確認と全国大会のスライド作りについての議論を行いました。年始にメキシコサンショウウオの水槽内の硝酸濃度が上昇して危険な状態になったという連絡を受け、実験を開始できるか心配していましたが、懸命な対応によって無事に実験を開始できていたので安心しました。また、令和6年能登半島地震の余震により、実験でモニタリング中の個体の行動に影響が出るなどのハプニングもありデータの扱いに困っているとの相談を受けました。こうしたイレギュラーな事象は研究に付きものですが、どう対処するかによってその後の評価が変わります。今回は、地震時のサンショウウオの行動を偶然捕らえられたという貴重なデータなのでポジティヴな見方をすると良いとアドバイスしました。こうしたポジティヴな見方は、後々良い評価をもたらす場合が多いのでおすすめです。