2021.06.04

飼育実験の難しさ

アドバイザーの西田です。今日は3回目の面談を行いました。サカサクラゲからカシオソームがでない、クラゲがゲロ(?)を吐いたなど、課題がたくさん出てきました。本来の目的が、「カシオソームの機能解析」であったので、思うように実験が進まず、歯がゆい思いをしたと思います。僕含め、研究していると大抵どこかで足止めを食らものです。狼狽することなく、ちゃんと向き合えば、きっと解決策は見つかります。信じてじっと耐えましょう。僕も思いつくアイデアはどんどん出して行きます!
また、そもそもサカサクラゲ自体、飼育に関する知識の蓄積があまり多くないとのことなので、飼育方法を確立するだけでも大きな一歩だと思います。たとえ自分で本来やりたかった、カシオソームの解析をできなくとも、後進の研究者にしっかりバトンタッチするのも、大事なことです。誇りに思いましょう。

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
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