2020.08.04

【愛知県立一宮高校】第二回メンタリング実施!

淡水魚タナゴ類は、貝類の中に卵を産み付ける独特な産卵様式をもち、貝類がないと産卵できない。愛知県立一宮高等学校では、タナゴ類が何を手掛かりに産卵母貝を選択しているのかを解明し、その知見をもとに人工的産卵装置を開発することによって、タナゴ類の存続に貢献する。これまでの実験により、貝類の出水管から出る匂いをきっかけに、タナゴ類のオスの繁殖行動が促されることがわかった。しかし、貝類の匂いだけでは、タナゴ類のメスの産卵行動は誘引されなかった。そこで、貝類の匂いに加えて、オスの精子を使うことによって、メスの産卵行動が誘引できるか否かを対照実験により確かめる。

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
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