第9回目の面談では、新しい実験の進捗状況の確認と今後やるべきことに関する議論を行いました。はじめに、新しく立ち上げた、パソコンの冷却システムを模倣したペルチェ素子の両面の温度を制御する実験系を紹介してもらいましたが、その出来の良さに驚きました。かなりインパクトのある面白い実験を行えていて、全国大会でも好感触を得られそうだと感じました。実験結果も、安定して良いデータが取れていました。今後は、今治の造船所の方から船舶の燃料タンクの表面積等の詳細情報を尋ねつつ、実際にペルチェ素子を用いた発電を行った際にどのくらいの発電量が得られるのかを実験結果から算出する予定です。研究の応用先の情報と実験結果を融合した素晴らしい研究になりそうです。