2019.06.01

【常翔学園高等学校】ワンドの秘密に迫れ!2019年研究初め

常翔学園の美濃・中畠ペアは、身近な“ワンド”に着目した。というのも、このワンドが淀川に隣接しているにも関わらず、河川とは異なる独自の生態系を有しているからだ。ワンドとは、河川構造物などに囲まれた地形を指し、それぞれ異なる生態系を持つされるが、その生態系について未解明な部分が多い。彼らは、継続的なワンド調査が生態系解明の手掛かりになると考え、季節変化にあわせたワンドの調査を行っている。すでに過去1年間の継続調査から各季節におけるワンド内のプランクトンの割合や優占種などの知見が得られている。5月31日初回面談では、研究の現状・今後の指針について話し合い、学生・メンター・アドバイザが各々の理解を深めた。次の調査では、初の試みである複数ワンドの調査が決まっている。成果発表会に不安を覚え頭を抱える美濃氏とワンド調査に胸躍らせ笑顔な中畠氏の対照的なリアクションが印象的。そんな二人の今後の研究に期待したい。

 

海と日本PROJECT
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