神戸市立科学技術高等学校の多田侑晟さんは「廃棄されるアクリル板を用いた多孔質物質の合成とイオン交換量」というテーマで研究を行っています。
3回目の面談では、発表内容が決まってきました。実験が進み、やりたかった水質浄化に近い、硫酸銅での吸着効果が調べられました。あまり吸着しないという結果でしたが、テーマに対してアプローチができていると思います。次の実験に対しても、タンパク質などのより大きな分子でやってみたいとのことだったので、吸着剤を水質浄化に活かすという当初の目的からブレずに研究が進んでいます。この熱意が伝わる発表を地域大会でもやってほしいと思います。