釧路湖陵1回目です。
釧路は昆布が名産!粘りがある昆布もあるので、成分を取り出して保湿性を調べ、最終的には化粧品をつくろうというのが研究の目的です。
<課題>
アルギン酸ナトリウムの抽出がうまくいかない。
→プロトコルの確認をしました。http://www.chem.kindai.ac.jp/kaken/study/05stdata/05st06.html
プロトコル通りに実験したのに結果が出ない! これはおそらくほとんど全ての研究者が経験している「あるある」です。使っている機材や試薬のlotの違い、方法の少しの違い、試薬の調整ミス、勘違い などからこれは引き起こされます。
状況を整理したところ北海道大の先生の所に行く機会があるとの事だったので、みてもらうようにお伝えしました。
その他、結果が安定しなそうだったので、再現性を取るために複数回実験することや、昆布の食用部ではなく、廃棄部の有効利用を考え、昆布の部位による抽出量の違いなど調べられるかなど、計画についても少し一緒に考えました。
未利用資源の活用は、今ブームの分野です。沖縄でも高校生が海藻廃棄物(フコイダン抽出産廃物)を有効活用する研究をしています。いい結果が出ることを期待しています!
リバネス百目木