2018.05.31

【ノートルダム清心学園清心女子高等学校】180531アドバイザーが入っての第一回ミーティング実施!

クラゲの飼育方法について細かく質問してくれたので、具体的には以下のようなアドバイスを行いました。

(1) 文献に当たること

海のUFOクラゲ、くらげのふしぎなどを読み、研究を行う上で必要な知識を増やすことを勧めた。文献には飼育方法も記載されているので、参考にすること。

(2)飼育について

Ⅰ)エフィラの飼育が安定しない

ⅰ)餌を与える際にはシャーレなどにエフィラを移動させること。(水槽の汚れなどを

最小限に抑えると同時に餌の食べもよくなる)

ⅱ)水流をエアーポンプで作る際、エアーが強くなり過ぎないように注意すること。

強すぎると弱ってしまう恐れがある。

ⅲ)ポリプの飼育は簡単に行えるので、ポリプからストロビレーションを起こさせる

と、安定してエフィラが手に入ると考えられる。

Ⅱ)メデューサの飼育

生体の飼育では、くるくるクラゲ水槽の利用を検討してみること。短期間であれ

ば十分飼育できると考えられる。

(3) 実験について

実験個体が手に入り次第、実験を行うこと。​

 

クラゲの飼育は難しく、なかなか安定しないという経験が私にもあったのだが、その中でも一生懸命に飼育方法を模索するという姿勢はとても素晴らしいと感じました。また、実験の目的などもはっきりとしており、今後大いに期待できると思われます。大学との連携もすでにとれており、凄く積極的であると感じた。今後、文献にしっかりとあたり、知識を補充していくことで十分に結果が得られると期待できます!

研究アドバイザー:北海道大学 佐藤 寛通

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
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