2023.06.16

【立命館高等学校】2回目

環境コンサルの方に聞いたお話ですが、アセスを依頼してくるお客様は建設や開発を目的としていることが多く、勿論環境影響が低いという調査結果を求めていることが多いようです。昨今では企業の環境影響への意識も高まっていますが、かつては環境への意識は今ほどではなく、開発へのGoサインとしての結果を求められる事も少なくはなかったようです。この研究でも同様の構造を感じつつあります。夏の発表までに結果を出す為、急ぎ足になってしまうのも理解できますが、本質的な部分は環境影響を評価することでしたよね。今一度、研究の目的を意識して今後の方策のイメージを固めていきましょう。とはいえ、水槽ですべての環境要因を再現するのは難しいことです。注目したい要素を絞って、長期スパンで検証することと、短期で結果を確認したいもので優先順位をつけるのはいかがでしょう?長期スパンのものはモデル化する方が議論には有効かもしれないですね。(今川知美)

海と日本PROJECT
このイベントは、海と日本PROJECTの
一環で実施しています
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