従来ウニは対称な構造をとり、方向性は無いものだと考えられていた。水槽観察の結果、短いとげを前方向として進行していることを見出し、方向性の獲得が先天的か後天的か実験データを基に推察する。これまでネジを打込んで目印を付けたウニを使って大まかな方向性を集計した基礎データをとっている。ネジを打込む行為が侵襲的である可能性があるため、ネジを打込まない方法を模索しつつ、本研究を続ける。
(アドバイザー:城)