10月26-28日とマリンチャレンジ北海道・東北大会参加校を訪問してきました。
各校の研究の様子をレポートします!
福島市立渡利中学校
震災以降、津波による塩害土壌を解決するためのファイトレメディエーションや、人工的な環境で、機能性の高い作物を作る植物工場の研究を進めています。
今回はマリンチャレンジに申請した塩害土壌ファイトレメディエーションからスピンアウトした研究の確認に行ってきました。
病気によって、カリウムや硝酸などの摂取を控える必要があり、野菜に含まれるそれらの成分を低く押さえた高機能性野菜の作出が研究されています。
既にそのような野菜は市場に出始めていますが、まだ買える場所に制限があり身近ではありません。
渡利中学校では、家庭で簡単につくれる、植物工場と、低カリウム、低硝酸野菜の栽培手法について研究をしています。
元々植物工場の研究は震災後、路地栽培が難しく、室内で植物栽培が出来ないかと始めた研究です。写真の様に、発泡スチロールとエアーを使って簡易植物工場をつくることに成功しました。
コマツナなどアブラナ科植物を育てながら、高機能性野菜の作出手法を開発しています。
熱心な先生と、粘り強い生徒の皆さんの頑張りで、数多くのデータを出しています。
これにて3日間の東北行脚は終了!駅弁食べて帰ります〜!
みなさんと会えてとても嬉しかったです!