山形東高校の竹田さんと佐竹さんは、アフリカでの不衛生な飲み水が深刻な感染症を引き起こしていることに関心を持ち、現地で活用できる水質浄化の方法を開発できないか、研究を進めています。
実際に現地で使える水質浄化のためには、感染症の原因となる細菌や、浄化方法についてはもちろん、現地での水の使われ方や経済状況、気候など、さまざまなことについて知る必要があります。
現在、2人は南アフリカにターゲットを絞り、都市部と農村部の水環境の違いや、人口爆発にインフラ整備が追いついていない社会的背景など、水の利用を取り巻く情報について調査を進めています。
「現地のことをよく知ったうえで、水を綺麗にできるシステムを日本で開発し、水の問題を解決したい」と意気込みを語ってくれました。
調査と実験の先にどのようなアイディアが生まれてくるか、とても楽しみです!