魚の透明骨格標本作製に取り組む山形県立米沢興譲館高等学校。新たなメンバーが加わって2名で研究を進めています。標本を処理する条件の統制を試行錯誤し、実験もいよいよ大詰めです。透明化の過程を観察していると、魚の種類ごとに微妙な違いがあるとのこと。その違いはいったいどこからくるものなのか…?現在、考察を深めている最中です。
7月末には、完成した標本を教材としたワークショップを開催します。対象は小学生です。普段の食卓で目にする魚は身近な存在ですが、構造をじっくり観察する機会はなかなかないはず。参加してくれる子どもたちに興味をもってもらえるワークショップを目指して、企画を練っていきます!
ワークショップから息をつく間もなく発表本番となり、忙しい日々になりそうですが、発表では子どもたちとの交流で得られた気づきなども聞けることを楽しみにしています。