北海道・東北ブロック

会津メダカから見る遺伝的攪乱の研究 ~ ご当地メダカを守れ ~

●研究代表者
横山 思実
●研究代表者所属校
福島県立会津工業高等学校
キタノメダカ(Oryzias sakaizumii)は日本在来の淡水 魚であり、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。さらに近年は,人為的な要因による遺伝的攪乱の進行が新たな問題となっている。我々は,野生メダカが地域ごとに遺伝的な差異を持つことから,福島県会津地域に生息する野生メダカ(以後「会津メダカ」)に焦点を当て,「会津メダカは外来メダカとの交雑により遺伝的攪乱が進行している」と仮説を立てその検証をおこなった。PCR-RFLP解析法に基づく系統分類法により検証をおこなった。その結果から我々は会津メダカは他地域メダカによる遺 伝的攪乱が進行している可能性が高いと結論づけた。

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