本研究では成長途中に性が変わるキュウセンを用いて、①性転換に影響を与える要因、②性転換にかかる時間、③採血による性識別への応用の3つの観点から研究を行う。キュウセンは個体の成熟度によって性転換することから、水槽の大きさ、餌の量などを変えた長期的飼育を行うことで成熟度の違いから①、②を明らかにする。また、定期的な採血を行い性転換に伴う血球量の変化を追うことで③の応用化につなげる。さらに、個体による誤差をなくすため野外(釣り)で様々な個体の体長、体色、血球数等の測定を行うことで③の応用化へもつなげていく。
活動情報
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