昨年度に研究した、「イオン交換膜を用いた海水浄化への挑戦」では、海水を淡水化することには成功したが、コストや耐久性などの面で多くの課題が残った。 そのため、実際に活用できる場として「災害時」を想定し、飲用可能な水が無い時に飲用水を精製する応急のデバイスの1つとして活用ができる方法の開発を行う。具体的には、昨年度の発展として、イオン交換膜を用いた「電気透析実験器」の効率化を行う。 また、新たに宇部興産株式会社の藤井利則氏にご提供いただいたポリイミド多孔膜も用いて海水淡水化への応用や実際の活用までの工程を探っていきたい。
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