北海道・東北ブロック

地域の資源と環境が織りなす果樹栽培の可能性

●研究代表者
渡辺 唯莉
●研究代表者所属校
秋田県立大曲農業高等学校
近年、高齢化の進展に伴い、果樹農家はリンゴなどの大果樹からブルーベリーといった小果樹に転換している。ブルーベリー栽培には酸性土壌が必要なため、輸入資材であるピートモスに依存している。天然資源であるピートモスはカナダ産であり、輸入に頼っていくことで将来的に枯渇することも考えられる。そのため、ピートモスの代替資源が国内で生産、利用できないか調査研究を始めた。秋田県の田沢湖はpH4.5-5.0の酸性で古くから毒水と呼ばれ、生物が生息しない湖水である。酸性水は田沢疏水として下流域の農業に利用されていることから、酸性水の灌水がピートモスの代替可能性となるのではと仮説を立てた。令和3年から1年生の木を田沢湖区とピートモス区で設置し、試験栽培してきた。

活動情報

2023.09.26
実験に先立って!
2023.09.26
初回面談開始!
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