北海道・東北ブロック

藻類を用いた汚染水処理を目指して~福島の海に汚染水を流さないために~

●研究代表者
根本 佳祐
●研究代表者所属校
福島成蹊高等学校
8年前の原発事故に開始した水質調査で、イシクラゲを含む様々な藻類が見つかり、島根大学の大谷修二先生より、イシクラゲは乾燥状態の重さの約30倍の水分を吸収するという面白い性質を教えて頂いた。2019年8月の新聞より、福島の汚染水はあと3年で満杯になり、その後は海へ放流されてしまう可能性が高いという。海に汚染水が流されてしまえば風評被害により漁師さんが困ってしまうため、イシクラゲの性質を活用し、汚染水の処理が行えないかと考えた。その為今回は、イシクラゲが含んだ水を細胞外に放出する速度について明らかにしていく。
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