北海道・東北ブロック

藻類を用いた海水中の有用な金属イオンの回収 ~アミミドロのMg吸収効率の向上を目指して~

●研究代表者
根本 佳祐
●研究代表者所属校
福島成蹊高等学校
8年前の原発事故後に開始した水質調査の中で、アミミドロやミカヅキモを含む様々な藻類が発見された。元素分析の結果からアミミドロはMgを吸収している可能性が高まり、Mgについて調べてみると、今後多くの活用が期待されている、海水中の有用な金属イオンであることが分かった。昨年度から研究を開始し、アミミドロがMgを吸収している可能性が高まったため、今年度は、LED用いた光の波長と吸収量の関係を調べ、吸収効率の向上を目指す共に、海水中でのMg吸収能力や、Mgの吸収と放出について明らかにしていく。
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