北海道・東北ブロック

海産発光バクテリアの発光現象 ~新たなルシフェリン・ルシフェラーゼの探索~

●研究代表者
大友 菜結
●研究代表者所属校
宮城県古川黎明中学校・高等学校
発光現象は細胞生物学研究の技術として応用例が広く、新しいルシフェリン・ルシフェラーゼの発光特性には興味が持たれる。エゾイソアイナメやアオメエソなど、東北地方で食用にされている海水魚に共生する発光バクテリアについて、ルシフェリン・ルシフェラーゼの詳しい報告はなく、新しい発光システムとしての可能性を持っていると考えた。新しい発光システムの開発につなげることを目指して、エゾイソアイナメとアオメエソの共生発光バクテリアのルシフェリン・ルシフェラーゼの生化学的に解析することを目的とする。発光器から取り出した発光バクテリアを大量培養し、ルシフェリン・ルシフェラーゼを分離して、発光反応の性質を明らかにする。
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