多くの海生生物の住処である「海の草」アマモ(Zostera marina)の群落であるアマモ場は、高度成長期の経済活動がもたらした環境破壊によって急速に減少した。アマモ場回復を目指して、本校医進サイエンスコースでは様々な活動を展開してきた。その一環であるアマモ実生苗育成過程で、アマモ苗の半数以上がもやし化するという課題がある。アマモの本葉展開とそれを取り巻く非生物的環境要因との関係を調べた先輩たちの研究を引き継ぎ、我々はさらに陸上のバクテリアが生息する土壌や無菌状態の底質で、アマモ実生苗の生育実験を行う。特にアマモの成長と底質に存在するバクテリアとの関わりについて明らかにする。
活動情報
- 2023.02.04
- 【岡山学芸館高等学校】全国大会へ向けて
- 2022.09.30
- 【岡山学芸館高等学校】地方大会を経て