関西ブロック

カシオソームの動態の軌跡

●研究代表者
竹内 優輝
●研究代表者所属校
愛知県立半田高等学校
昨年、学術誌「Communications Biology」でサカサクラゲ(Cassiopea ornata)やタコクラゲ(Mastigias papua)などのクラゲが新たにカシオソームと呼ばれる器官を持つことが発表された。カシオソームは上記のクラゲの粘液から放出され、それ自身が刺胞や褐虫藻、繊毛を持ち自律的な行動を行う。そこで本研究では、カシオソームとクラゲの新たな生存戦略を解明することを目的とする。カシオソームが餌を刺胞で捕らえたのちクラゲ本体へと輸送しているのではないかと仮定し、カシオソームの動態を様々な角度の条件から観察する。
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