中国・四国ブロック

光エネルギーを利用した海洋性細菌の色素変化

●研究代表者
門田 未来
●研究代表者所属校
愛媛大学附属高等学校
海洋性細菌を貧栄養培地で培養しているとき細菌の色素が通常時の白から赤、黄に変色したのを見つけ、なぜ変色しており、どのような意味があるのか調べたいと思った。原因は細菌に必要な培地の養分が減り、細菌が別の方法で栄養を取ろうとして変色したと考えた。つまり、これらの細菌はATPを合成するために光合成とは異なる光エネルギーの利用によって栄養を取ろうとし、変色したと仮定した。本研究は新エネルギー利用の開発に繋がると考える。方法はまず普通培地で培養中の細菌の中から変色したコロニーを選抜し、他の培地でも同様の変化がみられるか観察する。細菌の菌体内から色素を取り出し性質を調べる。光の有無での変化を比較する。
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