プラスチック分解酵素を利用した環境に優しい海洋プラごみの分解

近年、海洋プラごみが世界中で問題視されている中で、高校生にできることはないかと私たちプラガールズは活動を始めた。プラごみ分解処理を目指して研究を行う中、私たちが目を付けたのはプラスチックを食べて生きていくことで有名なミールワームで、その腸内にはプラスチックの分解菌・資化性菌がいるはずだと考えた。実際に糞から腸内細菌を培養すると、予想通りプラスチック分解菌を見つけることができ、そこから分解酵素の抽出にも成功した。その酵素を利用して、海のプラごみを実際に生分解する実証実験を行いたい。方法として、実際に海洋プラごみを粉砕し、紫外線（UVC）照射による物理的分解後、酵素による生分解を行う予定である。