今まで、人工海水や好適環境水で魚を飼育した際にどのような生理学的な変化があるのかを研究してきた。その中で、好適環境水での飼育が人工海水飼育に比べ優位性があることがわかった。今後は、より簡便なシステムで閉鎖型陸上養殖を実現する方法を探りたい。陸上養殖を行う上で、水質管理とコストが大きな課題となっている。水質管理においては、窒素循環をいかにスムーズに行わせるかが課題であり、コスト面では温度管理と水質管理が課題となっている。私たちは、特に水質管理に着目し研究を進めていきたい。具体的には、好意的環境で進む硝化作用を効果的に進める安価な濾過装置を開発したい。
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