近年、熊本大学先進マグネシウム国際研究センターで耐熱性と強度を強化した不燃性Mgが開発された。不燃性Mgは、従来のFeやAlといった金属元素に変わり近い将来、自動車や航空機に応用されると予想されている。このように、Mgは将来的に有望な金属であるため、藻類を活用してMgの回収を試みることで、資源の乏しい日本に少しでも貢献したいと考えている。先行研究で福島大学に依頼し、アミミドロの元素分析を行ったところ、白い結晶のようなものが発見された。白い結晶からはO、Mg、Sr、Pが確認された。このことから、今回はアミミドロでのMgの吸収・回収を目指して様々な条件でMgの定量を行いたい。
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