関西ブロック

紫外線の殺菌性による海洋微生物への影響

●研究代表者
伊藤 寛徳
●研究代表者所属校
神戸市立科学技術高等学校
近年、地球温暖化が進み、大きな社会問題となっている。これによりオゾン層破壊物質が増加すると考えられている。オゾン層が破壊されると地球上に降り注ぐ紫外線量は増加する。その場合を想定し、紫外線の海洋微生物に対する影響を実験的に明らかにする。また紫外線耐性を有する海洋微生物の探索も行う。 紫外線は水に吸収されることから、紫外線が届かない海水深度では海洋微生物は生存できるが、海面表層では生存率が減少すると予想した。そのため、海洋微生物を餌とする魚が海面付近から減少するなど、漁業に重大な影響を与える海洋環境が変化すると予測した。

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