九州・沖縄ブロック

御当地サーモンで地域活性化 ニジマスの海面養殖に関する基礎研究

●研究代表者
佐野 日飛
●研究代表者所属校
鹿児島県立鹿児島水産高等学校
本校では,地域の養殖業者との交流がきっかけで,ニジマスの海面養殖に取り組んでいる。ニジマスを始めとするサケ科魚類は,別名「サーモン」と呼ばれ需要が高い。全国各地で海面養殖が行われているが,本県では実施例がない。私たちが養殖に成功すれば,地域の養殖業の発展に貢献することができる。 課題は,①魚を鹿児島の海水(水温・塩分)に馴致,②半年の飼育で出荷サイズまでに成長させる等である。過去の実験から水温16~24℃,体重60g以上であれば海水馴致に成功したこと,成熟個体は馴致率が悪化したことがわかった。今回は,成熟直前の個体を海水馴致し,半年間の飼育試験を行って,増肉係数や餌料効率など基礎的な情報の収集を目指す。

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