香川県有明浜は日本有数の海浜植物相で知られ、海浜植物は私たちに身近な植物である。しかし、海浜植物の個体数は全国的に激減し、そのほとんどが絶滅の危機に瀕している。そこで本研究では海浜植物特有の分布方法である海流散布に着目し、①海水への浮遊能力、②海水接触後の発芽能力の2つの観点からその適正を推定することで、絶滅可能性について考察、保護優先度を定めることを目的とする。特に、本研究ではハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマボウフウ、ハマゴウ、ハマナス、ハマハタザオ、ハマエンドウの計7種を用いて実験を行う。
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