最近の異常気象や環境変化に伴う河川の状況の変化により,生物多様性の回復や向上,保全などが今日的課題として位置づけられている。9月からの天降川におけるエビ類の調査では、県準絶滅危惧種のミナミヌマエビが上流から下流まで比較的高い密度で生息し、県準絶滅危惧種のヤマトヌマエビは上流、県分布特性上重要種のスジエビは中流のみで発見されたが、これらの生態の詳細は明らかにされていない。ヤマトヌマエビは、よじ登り能力が非常に高いことから、上流まで遡上できると考えた。また、溶結凝灰岩の甌穴近くを流れる場所について、水流の影響を強く受ける場所(本流)とあまり受けない場所(甌穴内)では、エビ類の体サイズは異なった。
活動情報
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