中国・四国ブロック

海水の固形成分を定量する

●研究代表者
宮崎 綾
●研究代表者所属校
岡山県立倉敷天城高等学校
本研究は,海水の沸点上昇から海水に含まれる固形成分の割合を求め,定量することが目的であった。倉敷市児島大畠の海水には塩化ナトリウムが約71%・塩化マグネシウムが約12%・硫酸マグネシウムが約9%・硫酸カルシウムが約6%・塩化カリウムが約2%含まれていた。また,このことで倉敷市児島大畠の海水は,一般的な海水の固形成分よりも塩化ナトリウム量が低く,流入する小田川によって濃度がうすまっていると考える。このことは雨水でも同様であった。海水の採取場所によって含まれる固形成分の割合にも違いが見られた。また,塩化ナトリウムはそれ以外の固形成分よりも濃度の変化が大きい成分であることもわかった。

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