2017年から紀南地方におけるオカヤドカリの分布調査を行ったところ、潮岬を境として西側には多く分布しているが、東側では個体数があまり見られないことが分かった。しかし、なぜそのような分布の違いがあるかは未解明である。そこで浜の砂の大きさや、水分量の違い、砂を構成する粒子の種類が違うことが分布の差に繋がるのではないかという仮説を立て、検証することにした。実験方法は、透明な筒に東西それぞれの浜の砂を入れ、オカヤドカリが潜ることができるかどうかを調べるということだ。予想結果として、東西での潜り方に違いがなければ、分布に砂の状態は関係していないといえる。もし、違いがあれば砂の状態は関係しているといえる。
活動情報
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