私たちの課題は「アルギン酸を用いたゲルの保湿効果の持続性について」である。地元の釧路は水産業が盛んで、昆布が採れることでも有名だ。昆布に含まれるアルギン酸の保湿効果を有効活用したいと思い、この課題設定に至った。ゲルを生成する際に昆布からアルギン酸を抽出するが、この過程で昆布の種類を変えるとゲルの保湿力も変化するのではないか。この仮説に基づいて研究を進めたい。手順としてはアルギン酸のゲルを作り、それを肌に塗布し、肌の水分量を一定時間毎にモイストチェッカーで測定する。水分量と経過時間によって保湿力を確かめる。予想では粘性が最も高く、アルギン酸の量が多いがごめ昆布の保湿力が最も高いと考えられる。
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