近年、世界的な問題としてマイクロプラスチックの問題がある。日本海においても多くのプラスチックが散乱しており、 生態系に問題が生じている。 しかし、宍道湖ではこれまでにマイクロプラスチックの影響を調査した報告がない。また、自分たちの身近な存在であるシジミは、 無機懸濁物(水中に浮遊し、水に溶けない粒子)を偽糞として排出するが、その量が多くなるとシジミは無駄なエネルギーを多く消費し、生理的悪影響を受けることが知られている。そこで、本研究ではシジミがマイクロプラスチックを摂取するのかまた摂取によって品質が悪化するのか明らかにすることを目的とした。
活動情報
- 2021.08.08
- 【松江高専】地方大会直前