これまでの実験で、魚の腸内から単離した細菌の種間関係を調べるために行ったバクテリアバトルの結果、ブレビバクテリウム属細菌などが抗菌活性をもつ可能性が高いことがわかった。これらの細菌が、病原性のある細菌に対して抗菌作用があるかを確かめるために、ディスク拡散法を行う。また、薄層クロマトグラフィーなどで分離して、物質を特定したいと考えている。最終的には、抗菌作用のある物質を用いて飼料や薬を開発して、養殖場や水族館で、細菌による病気の予防や病気で死亡する魚を減らしたいと考えている。
活動情報
- 2021.08.06
- 【大阪明星学園】魚の腸内細菌の力が明らかに!?