関西ブロック

魚の体表の細菌 〜単離した電流発生菌〜

●研究代表者
野々口 昊成
●研究代表者所属校
大阪明星高等学校
キダイの体表面からシュワネラ属細菌の単離に成功し、先行研究からシュワネラ属細菌は電流発生菌であることが分かった。このシュワネラ属細菌も実験した結果、電流発生菌である可能性が高い。さらに、海洋性の細菌であるこの細菌は塩分がある条件で増殖しやすいことが分かった。このシュワネラ属細菌の発電能力を利用できれば、エネルギー問題の解決に近づくことが出来るのではないかと考える。本研究ではシュワネラ属細菌の培養する条件について調べ、効率よく発電する条件などを探し出すことを目的としている。最終的には、シュワネラ属細菌を利用した電池などの開発を行いたいと考えている。
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