ミズクラゲを用いた研究において、ミズクラゲが持つ4つの口腕と生殖器を2つずつ残るように切断したところ、どちらも再生し、2匹のミズクラゲになったという報告がある。そこでわたしたちのチームでは,2年前からタマクラゲを用い、切断した個体が胃の有無によって再生の様子が変化するのかとの仮説をたてて研究を行ってきた。実験方法は,①女川湾でタマクラゲのサンプリングを行う。②クラゲが群体から遊離し、大きくなるまで育てる。③クラゲをスライドガラスに置き、デザインナイフで半分に切る。④切断した日付ごとに容器を分けて区別し、経過を観察する。この手法で,これまでに200個体ほどのサンプルで実験,観察を行った。
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