新聞で「ウミガメが海に漂うプラごみを誤って食べてしまうのは、プラごみについた他の生物の匂いをエサだと思いこんでいるため」という記事を読み、カメの嗅覚が水中で想像以上に鋭いことに興味をもった。更に詳しく調べたところ魚類も嗅覚が繊細であり、匂いのついたプラスチックごみをエサだと思い込んで誤食するケースもあることが分かった。また、この問題が海洋生物の生態系に大きな影響を及ぼしていることも分かってきた。このような背景を踏まえ、私たちは魚の嗅覚に関する研究を計画した。研究を通じて、魚がごみをエサと誤認する原因を特定し、それらの要因を減らしていくことで、環境問題への取り組みに貢献していきたい。
活動情報
- 2021.05.13
- 研究開始!